2026年最新版として、実務ベースで厳選しています。
Shopifyでストアを運営していると、こんな悩みが出てきます。
- アップセル・クロスセルを導入して客単価を上げたいけど、どのアプリが合うかわからない
- クライアントへの提案時に、料金・機能・難易度を一覧で見せたい
- 無料で試せるのか、どこから費用が発生するのかが不透明でわかりにくい
アップセル・クロスセルは、広告費を増やさずに売上を伸ばせる数少ない施策です。一度設定してしまえば、既存の流入のまま客単価(AOV)を継続的に引き上げることができます。この記事では、Shopifyで使えるアップセル・クロスセルアプリ5選を料金・機能・管理画面の言語・初心者向けかどうかの観点で、実務ベースで比較します。
Shopifyアップセル・クロスセルアプリ比較表|コピー・CSV対応
👉 迷ったらこの2つ
- まず導入・低コスト検証 → Selleasy(無料プランあり・$8.99/月〜)
- 本格運用・AI活用・売上最大化 → Rebuy(月500件以上のストア向け)
| アプリ名 | 無料プラン | 有料プラン(最安) | 取引手数料 | 管理画面の言語 | 初心者向け | 向いているストア |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Selleasy | ✅ あり(〜50件/月・全機能) | $9/月〜 | なし | 英語(表示は日本語化可) | ◎ | 全規模・まず試したいストア |
| Frequently Bought Together | ❌ なし(14日無料トライアルのみ) | $19.99/月(プラン1種類のみ) | なし | 英語(表示は日本語化可) | ◎ | 全規模・王道クロスセル導入 |
| Bundler | ✅ あり | $9.99/月〜 | なし | 英語(表示は日本語化可) | ◎ | アパレル・食品・雑貨の物販 |
| Honeycomb | ✅ あり(機能制限あり) | $54.99/月〜 | なし | 英語(表示は日本語化可) | ○ | 中規模EC・ファネル設計重視 |
| Rebuy | ✅ あり (Rebuy Monetize・全ストア無料) |
$25/月〜(Build your plan・注文数ベース)) | なし | 英語(表示は日本語化可) | △(設定に2〜4週間かかることも) | 大規模EC・Shopify Plus・D2C |
※料金は2026年4月時点の公式情報をもとにしています。プラン変更や為替により変動する場合があります。最新情報は各公式サイトをご確認ください。
おすすめアップセル・クロスセルアプリ5選|詳細解説
① Selleasy(セルイージー)|まず試すならこれ・全機能無料プランあり

アップセル・クロスセル系アプリの中で、無料プランに機能制限がない数少ないアプリです。月50件までの注文なら全機能が無料で使えます。商品ページ・カート・チェックアウト・購入後と、購入フローのあらゆる場所にアップセルを設置でき、多言語・多通貨にも標準対応しています。
基本情報
- 料金:無料(〜50件/月・全機能)、$9/月〜(有料プラン)
- 無料プラン:あり(全機能・注文数制限のみ)
- 取引手数料:なし
- 管理画面の言語:英語(ウィジェット表示は日本語設定可)
- 主な機能:よく一緒に買われる商品・カートアップセル・購入後オファー・チェックアウトアップセル・多言語対応
✅ メリット
- 無料プランで全機能を試せるため、導入リスクがゼロ
- 商品ページからチェックアウト・購入後まで、全ての接点をカバーできる
- ポップアップ型ではなく埋め込み型のウィジェットのため、UXを損なわずに設置できる
- 多言語・多通貨対応で、越境EC展開にも使いやすい
- 困ったときのZoomサポートが無料で受けられる
⚠️ デメリット
- AIレコメンドはRebuyほど高度ではない
- ウィジェットのデザインカスタマイズ幅はやや限定的
向いているストア
- アップセル・クロスセルを初めて導入するストア全般
- 低コストで複数の接点をカバーしたい中小規模EC
- 多言語・多通貨対応が必要な越境EC
エンジニア目線のポイント:クライアントへの初期提案として最もすすめやすいアプリです。無料プランで効果を検証してから有料化の判断ができるため、「とりあえず入れてみる」に最適です。Shopify「Built for Shopify」バッジ取得済みでテーマ統合の安定性も高いです。
② Frequently Bought Together|Amazonスタイルの王道クロスセル

Amazonの「よく一緒に購入されている商品」をShopifyストアで再現できる定番アプリです。シンプルな設定で商品ページにクロスセルを表示でき、導入から効果確認までが非常にスピーディーです。プランが$19.99/月の1種類のみで、機能の多さに比べてコストが読みやすいのも特徴です。
基本情報
- 料金:$19.99/月(プラン1種類のみ・注文数無制限)
- 無料プラン:なし(14日間無料トライアルあり)
- 取引手数料:なし
- 管理画面の言語:英語(ウィジェット表示は日本語設定可)
- 主な機能:関連商品バンドル表示・割引設定・AIレコメンド・手動設定両対応
✅ メリット
- $19.99/月の1プランのみで注文数無制限のため、コストが一切変動しない
- 設定がシンプルで、インストールから表示まで短時間で完了する
- AIによる自動レコメンドと手動設定を組み合わせて使える
- レビュー数が非常に多く、安定稼働の実績が豊富
⚠️ デメリット
- 無料プランがないため、事前の検証ができない(14日トライアルで要確認)
- 商品ページ以外(カート・購入後)へのアップセル設置は非対応
- 高度なファネル設計やA/Bテストには不向き
向いているストア
- まずクロスセルをシンプルに始めたい全規模のストア
- 月額を固定コストで抑えたいストア
- 商品ページでの購買単価アップを最短で実現したい場合
エンジニア目線のポイント:「何か一つだけ入れるなら」というクライアントへの提案に向いています。プランが1種類なので料金説明が不要なのは提案しやすい点です。ただし商品ページ以外の接点も強化したい場合はSelleasyとの比較を勧めましょう。
▶ Frequently Bought Togetherをインストール
③ Bundler|セット販売・まとめ買い特化・日本のECと相性◎

商品をセットにして割引販売することで客単価を引き上げるバンドル特化アプリです。定番のセット販売から、顧客が自由に組み合わせを選べるMix & Matchバンドル、数量割引まで幅広く対応しています。アパレル・食品・コスメなど「まとめ買いが発生しやすい商材」と非常に相性が良く、日本のECクライアントへの提案で出番が多いアプリです。
基本情報
- 料金:無料プランあり、$9.99/月〜(有料プラン)
- 無料プラン:あり
- 取引手数料:なし
- 管理画面の言語:英語(ウィジェット表示は日本語設定可)
- 主な機能:クラシックバンドル・Mix & Matchバンドル・数量割引・ボリュームティア・バンドルLP・定期購入との組み合わせ対応
✅ メリット
- バンドルの種類が豊富で、商材に合わせた施策を柔軟に設計できる
- 定期購入アプリ(Appstleなど)との組み合わせが可能で、サブスクBOX型ECにも対応
- バンドル専用のランディングページが作れるため、広告との連携がしやすい
- 設定がシンプルで、エンジニアでなくても操作できる
⚠️ デメリット
- AIによるレコメンドには非対応(手動設定が基本)
- 購入後アップセルや高度なファネル設計は別アプリが必要
向いているストア
- アパレル・食品・コスメ・雑貨などまとめ買いが発生しやすい物販EC
- セット割・数量割引でAOVを上げたいストア
- 定期購入と組み合わせてサブスクBOXを運用したい場合
エンジニア目線のポイント:日本のアパレル・食品系クライアントには最初に提案できるアプリです。定期購入アプリのAppstleと組み合わせることで「定期便のBOXを自分で選ばせる」体験が構築でき、LTV改善にも直結します。
④ Honeycomb(ハニーカム)|ファネル型アップセルで購入後まで最適化

商品ページ・カート・チェックアウト・購入後サンキューページと、複数のステップにわたってアップセルオファーを設計できるファネル型アプリです。「A/Bテスト機能」も備えており、どのオファーが売上に貢献しているかをデータで確認しながら改善できます。
基本情報
- 料金:無料プランあり(機能制限あり)、$54.99/月〜(有料プラン)
- 無料プラン:あり(機能・表示回数に制限あり)
- 取引手数料:なし
- 管理画面の言語:英語(ウィジェット表示は日本語設定可)
- 主な機能:ファネル型アップセル・購入後オファー・A/Bテスト・ポップアップ・カートアップセル
✅ メリット
- 購入フローを複数ステップのファネルとして設計できるため、CVRとAOVを両立しやすい
- A/Bテストが内蔵されており、どのオファーが効いているかをデータで判断できる
- UIが直感的で初心者でも設定しやすい
⚠️ デメリット
- 有料プランが$34.99/月〜と、SelleasyやBundlerに比べてコストが高め
- 高度な機能はすべて有料プランのみで使える
- 管理画面・サポートが英語のみ
向いているストア
- 購入後オファーで追加売上を取りたい中規模EC
- A/Bテストでアップセル施策を数値で改善したいストア
- ファネル設計をしっかり組みたいケース
エンジニア目線のポイント:Selleasyで基本的なクロスセルを導入した後、「もう一段AOVを上げたい」クライアントへのステップアップ提案として向いています。A/Bテスト機能があるため、施策の効果をレポートでクライアントに見せやすいです。
⑤ Rebuy(リバイ)|AIパーソナライズで売上を最大化する本格派

AIを活用したパーソナライズ機能により、商品ページ・カート・チェックアウト・購入後まで購入フロー全体を一貫して最適化できる本格的なアプリです。50,000以上のShopifyブランドに導入されており、特にShopify Plusを利用した月間500件以上のストアでROIが出やすいとされています。
基本情報
- 料金:無料(Rebuy Monetize)、$25/月〜(Build your plan・注文数ベース)、$538/月(Platform One)
- 無料プラン:あり(Rebuy Monetize・全ストア対象・購入後オファー特化)
- 取引手数料:なし
- 管理画面の言語:英語(ウィジェット表示は日本語化可)
- 主な機能:AIレコメンド・Smart Cart・チェックアウトアップセル・購入後オファー・A/Bテスト・Klaviyo連携・パーソナライズ検索
✅ メリット
- AIによるレコメンドの精度が高く、学習が進むほど最適化される
- カート・チェックアウト・購入後まで一つのアプリで完結するため、複数アプリの管理が不要になる
- Klaviyo・Rechargeなど主要アプリとの連携が豊富
- 正ROI保証付きで、ROIが出なければ返金対応がある
⚠️ デメリット
- 最低$25/月〜と価格が高く、注文数が増えるほどコストが急増する
- 本番ストアへの無料プランがないため、費用なしの事前検証ができない
- 初期設定に2〜4週間かかるケースがあり、初心者にはハードルが高い
- 一部の高度な機能(チェックアウト拡張など)はShopify Plus限定
向いているストア
- 月間500件以上の注文があり、AOV改善をデータドリブンで進めたい大規模EC
- Shopify Plusを利用するD2Cブランド
- 複数のアップセルアプリをRebuy1本に統合したいケース
エンジニア目線のポイント:まずRebuy Monetize(無料)で購入後オファーだけ試してみることができます。効果を確認してからBuild your plan($25/月〜)に移行するルートが現実的です。ただし注文数が増えるほど月額が上昇するため、規模が大きいストアでは事前にコスト試算をしてからクライアントに提案することをおすすめします。
実務での使い分け|ストア規模・目的別ガイド
クライアント案件では、以下のように提案することが多いです。
- 初めてのアップセル導入・コスト最優先:Selleasy無料プランで検証 → 月50件を超えたら$8.99/月に移行
- 商品ページにAmazonスタイルのクロスセルを素早く設置したい:Frequently Bought Together($19.99/月・プラン1種類でシンプル)
- アパレル・食品・コスメのまとめ買い促進:Bundler(無料〜・定期購入との組み合わせも可)
- 購入後オファー・A/Bテストでデータ改善したい:Honeycomb($34.99/月〜)
- 月間500件以上・AI活用・本格的なAOV最適化:Rebuy($99/月〜・注文数ベース)
まず無料で試せるSelleasyかBundlerから始めるのが、リスクゼロで効果検証できる最短ルートです。規模が育ってきたらHoneycombでファネルを強化し、大規模になったらRebuyへ移行するステップが実務では多いです。
まとめ
Shopifyのアップセル・クロスセルアプリは、ストアの規模・商材・どの接点を強化したいかによって最適解が変わります。
- まず試す・低コスト:Selleasy(無料〜$8.99/月・全接点対応)
- 王道クロスセル・固定コスト:Frequently Bought Together($19.99/月・注文数無制限)
- まとめ買い・セット販売・物販:Bundler(無料〜$8.99/月)
- ファネル設計・A/Bテスト:Honeycomb($34.99/月〜)
- AI・本格パーソナライズ・大規模:Rebuy($99/月〜・注文数ベース)
比較表はページ上部からCSVダウンロードまたはコピーしてクライアント提案にそのままお使いください。アプリ選定でお困りの際はお気軽にご相談ください。


