日曜劇場VIVANTの最終局面:第7話の考察4選!本当の敵は誰?

日曜劇場VIVANT(ヴィヴァン)が過去最高に
盛り上がっています!

ついに7話まできたVIVANTですが、ネット
では異常な盛り上がりを見せています。

主役級のキャストの中で以上な注目を
集めるサブキャラ。

伏線に次ぐ伏線、それに対する考察。

などなど、今回の日曜劇場は一味違うようです。

今回は第7話で放送された伏線、と考察
さらに最終局面に入ったVIVANTのネット
でのみなさんの考察をまとめてみました。

 




最終局面:第7話の考察① 別班の本当の目的は?

第7話でも伏線と思われるさまざまなことが
公開されました。

順を追ってみましょう。

 

別班の隠れミノになっている職業
  • 廣瀬瑞稀(珠城りょう):EU各国に医療系システム機器を販売する「レーシル」に勤務。システムエンジニア
  • 高田明敏(高田明敏):経産省資源エネルギー庁に勤務。官僚
  • 和田 貢(平山祐介):愛知自動車ロシア支社勤務、現地企業と電気自動車の共同開発に従事。営業職
  • 熊谷一輝(西山 潤):万俵製作所勤務。航空機メーカーに電子機器部品を供給。エンジニア
  • 黒須駿(松坂桃李):JKT資源開発勤務。地下資源などの探査掘削の研究開発。エンジニア
  • 乃木憂助(堺雅人):丸菱商事勤務。中央アジアのエネルギーインフラ開発事業担当。営業職

別班や公安では、テントは中央アジアを
拠点に世界各地でテロ活動を行ってきている
教えられています。

テントは日本を最終標的にしています。
(ここは信憑性が高い。)

そしてテントのリーダーはノゴーン・ベキ
(役所広司)で、乃木の実の父親。

テントのマークは乃木家の家紋と酷似しています。

ノゴーン・ベキは過去に警視庁公安部に
所属していました。

バルカ共和国は日本に石炭などの鉱石を
輸出してきた重要な国で、ノゴーン・ベキは
公安所属当時にバルカ共和国で諜報活動を
行っていました。

当時内乱が勃発し、それにノゴーン・ベキと
その家族が巻き込まれたとのこと。

公安はノゴーン・ベキを助けるはずが
見捨てたことで、日本に恨みを
持っているということでした。

ここで少し振り返ってみます。

別班のメンバーは、廣瀬瑞稀以外いずれも
資源・エネルギー系のインフラ事業に
携わっていて、バルカ共和国は日本にとって
重要な資源輸出国です。

そして、官僚がいることから、
犯罪まがいの悪いこともできそうです。

例えば、人身売買の隠れミノとして航空会社
や自動車会社は交通インフラの輸送手段は
使えそうですし、
資源の掘削に関してはこういう人身売買で
得た人間を使うことも考えられそうですね。

さらに、廣瀬瑞稀は医療系システム機器を
取り扱っている会社にいて、ここで柚木薫
(二階堂ふみ)が関わってくる可能性もあります。

柚木薫は、医者でバルカ共和国で働いて
いたので、テント、別班両方になんとなく
関わりがあるかもしれませんね。

例えば臓器売買とか、薬物実験とか。

 

最終局面:第7話の考察② 乃木が頼りにしているのは野崎だけ?

乃木がバルカ共和国へ再度向かいます。

その飛行機の中で、野崎(阿部寛)と
ドラム(冨栄ドラム)が偶然を装い同乗します。

お互いの正体を知りつつ本心を言わない
探り合いの状況が続きますが、乃木は
最後に野崎に対して、

「あなたは鶏群の一鶴、
眼光支配に徹す」

と暗号めいた言葉を伝えます。

後半に関わってきますが、この言葉は

「あなたは自分にとって特別な存在で、
ただの公安ではない。これから起こる事の
本当の意味をわかってくれ」

という意味合いのメッセージではないでしょうか。

つまり、乃木は野崎と野崎の能力のこと
だけは本当に信頼していて、自分を理解して
欲しい
という意味にもとれます。

 




最終局面:第7話の考察③テントは本当にテロ組織なのか?

今回7話ではテントの拠点映像が流れます。

その度に、テント拠点の外では、組織の
人間らしい人たちが、スポーツのような
ことを行なっています。

訓練にも見えますが、それにしては笑い
ながらで、とても楽しそうな雰囲気
です。

引用元:Tver

 

国際的なテロ組織がこんな雰囲気で楽しむでしょうか?

そして、テント幹部の会話の中で、

「何があってもノコル(二宮和也)には
犯罪歴をつけさせるな」

と念を押しています。

さらに、リーダーのノゴーン・ベキ
(役所広司)はNo2の息子に対し、

「くれぐれも気をつけてな」と声をかけます。

非情なテロ組織のボスにしては家族への
愛情が深すぎる気がします。

本当に世界中でたくさんの一般人を
巻き込んでいるテロ組織なのでしょうか?

どう見ても義勇軍のような感じに見えませんか?

このことから、

テント(世界中を巻き込むテロ組織)は
実はテロ組織ではなく、悪徳政府や企業を
対象にした義勇軍のような組織で、
攻撃対象は自分を裏切り、悪いことを
している企業や政府のみ。

ということではないでしょうか。

そして、過去に公安にいたノゴーン・ベキは
日本政府が人身売買などの悪事に加担して
いることに気づいたことで、仲間の公安に
消されそうになったのではないでしょうか。

テントは、そう言った悪事を食い止める
ための地下組織の可能性がありますね。

 

最終局面:第7話の考察④別班は味方か、敵か?

主人公乃木憂助(堺雅人)が自身が
所属する別班を裏切りました。

その理由は、
「父親(テントのリーダー)に会いたい」
ということでした。

ここまでで、乃木憂助には別の人格
「エフ」が存在することがわかっています。

別班を裏切ったのはエフなのか乃木祐介
なのか
に焦点を当ててみます。

なぜなら、
  • 乃木憂助は子供時代に人身売買されて
    いて、親の愛情に極端に飢えている。
    (自分のことを「僕」と呼ぶ)

  • 軍隊学校や別班で優秀な成績を残して
    いるのはエフ(自分を「俺」と呼ぶ)。

  • 仲間の別班たちの心臓を正確に撃ち
    抜いている(黒須は生かすために
    急所を外している)のはエフのはず。

  • ノコル(二宮和也)に対して、
    は敵ではありません」と言っていた。

  • 仲間を裏切る要素があるのは乃木だが、
    射撃の腕やノコル(二宮和也)から
    拳銃を奪う技術はエフという矛盾が生じる。

  • 捕えられたテントの牢獄で、黒須と
    会話しているのは明らかに乃木
    「君にはわからないよ。がずっと
    どんな気持ちで生きてきたか。」
    と言っていること。

以上のことから、いくつかの考察が
考えられます。

  1. 軍隊学校や別班で優秀な結果を残す
    能力があったのは実は乃木(メインの人格)

  2. 乃木にとっては本当の敵は別班や
    日本政府であって、別班を潰そうとしている。

  3. 父親の真の目的を知っている
    (もしくは予想した)乃木は、
    テントの仲間になろうとしている。

  4. 乃木のメインの人格は異常なほどに
    家族の愛を求めている。

  5. 黒須以外の別班メンバーの心臓を
    撃ったことから、黒須以外の
    メンバーの何かを掴んでいて、
    制裁を加えた可能性がある。

ということです。




最終局面:第7話の考察:別記 ニノの雰囲気とアディールが似ている

1話で爆発に巻き込まれたアディールですが、
なんとなくノコル(二宮和也)に似ていませんか?

ジャミーンとアディールが血が繋がっている
かどうかはまだわかりませんが、もし血が
繋がっているとしたら、ノコル、アディール、
ジャミーン、乃木、ノゴーン・ベキは
血縁関係
ということになりますね。

ある意味家族の絆の物語ですね。

日曜劇場VIVANTの魅力を解明:鋭い考察

ネットで飛び交っている考察も
まとめてみましょう。

それにしてもみなさん鋭い!

Xでの考察が続々(#VIVANT考察)
  • アリの件、別班の仕業と知ったベキ、すぐに妻と幼い乃木の写真眺めてたから、乃木が別班だと知ってるのね
  • 乃木の射撃スキルからして黒須君がケガしつつ無事なのは変、予告のモブ別班がしにました〜と棺桶写す意味…逆にしんでないやろ。野崎サン着信あってすげーびっくりしてたのはボクが裏切ったフリするから棺桶諸々よろしくってメールきたからや
  • 「血か縁か」と予告にあったから、ノコルは血縁の息子じゃなさそう。
  • 薫先生が不審すぎる。初めて恋人できてイチャイチャするシーンを描くためにわざわざスマホで撮影してるシーン入れるのはおかしい気がする
  • テントの目的は人身売買の撲滅で
    乃木卓は警察にいた頃警察や公安が人身売買に関与してる事を調べてたor知ってしまった為家族に危害(乃木憂介誘拐)を加えられた為テントを結成し腐った日本を標的にしているかな?
  • 武装組織が防弾ベストしてなかったから入れ替わる自分たちも防弾ベスト脱いだ
    →それがなかったらその後の乃木が味方を撃つくだりは成立しない
    →実は武装組織も仕込みで、司令と乃木だけが知っている、味方をも欺く作戦だった可能性浮上
  • 乃木憂介は裏切ってないと考察。

    「あなたは鶏群の一鶴、眼光紙背に徹す」と野崎に言った意味は
    「優れたあなたなら、深意に気付く」

    また「スネイプ社」と言ったのはハリーポッター好きの野崎に「スネイプ→二重スパイ」を伝える為

    結束が固いテントへの苦肉の策

  • 黒須が最初の会議でベキについて「家族を殺された」と言ったのが気になった。なんで知ってるのかな
    黒須にダブルスパイ感があり、黒須を騙すための作戦のような気がします
  • 別班が悪で、生きて帰ったらまたその悪の下で動かないといけない→◯んだ事にして身を隠して動かせるし計画も頓挫する
    4人を悪から漉くってきれいな目玉焼きにする(ざるで濾したものは残ったものも使う)?それとも粛清?

 

 




まとめ

今回は、第6話までのストーリーを
合わせた上で、第7話の考察に焦点を絞りました。

  • 別班の本当の目的
  • 野崎に対する乃木の信頼
  • テントは本当にテロ集団なのか
  • 別班は敵か味方か

私なりの考察を考えてみましたが、
ネットでは、似たような考察やさらに
鋭い考察がされています。

 

それにしても、乃木が裏切ったシーンで、
二宮和也さんの銃を止める瞬間、迫真の
演技が光りましたね。

ため息が出るほど、全キャストが主人公並みです。

8話の予告では、ついにテロ組織テントの
リーダーである、ノゴーン・ベギ
(役所広司)に相対します。

そして黒須(松坂桃李)は乃木に
殺されるのか!?

みなさんも予想と考察を楽しんでみてください。