ニジェールのクーデターを小学生でもわかるように解説|日本には影響あり?

西アフリカの国ニジェールでのクーデターのが連日報道されています。

アフリカ大陸から遠く離れた日本にいると、ニュースの詳細があまり入ってこないので無関心になりがちです。

ただ、これからの世界でアフリカ大陸にある広大な国々は大変重要になってきます。

さらに、1国が生まれ変わるかもしれないこの大事件にフォーカスして調査してみました。

ニジェールってどこ?

日本人にはあまり聞き馴染みがない国『ニジェール』。

実はアフリカの中でもかなり大きい国土面積を持っていて、なんと日本の3倍以上になります。

国土のほとんどが砂漠地帯で、5分の4がサハラ砂漠です。

場所でいうと西アフリカよりになるこの国ですが、ナイジェリアのちょうど北側にあります。

海に面していない国で、乾燥している地帯が多く、過去には何度も旱魃(かんばつ)の被害を受けています。

気温は、夏場現在は雨季に当たり、30度前後の気温になります。

日本より涼しい!

自然災害の影響もあって、経済が安定しづらく1960年のフランス支配からの独立をしてから、何度もクーデターなどで政権交代が起こっています。

 

アフリカ地図で言うとここですね。

ニジェール
引用:https://www.jics.or.jp/map/niger.html
ニジェール共和国
引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/

 

Niger(ニジェール)
首都:ニアメ
公用語:フランス語

国土面積:1,267,000k㎡ (日本:378,000k㎡ )
人口:2420万人

宗教:イスラム教90%
政治形態:大統領制、共和制
主要産業:農牧業、鉱業
経済成長率:11.5%(日本1.7%))2021年

 

クーデターを小学生でもわかるように解説

ニジェールでは1960にフランスの植民地支配から独立して共和国となりました。

災害などによって財政が不安定で、度々クーデターなどが起こっています。

今回のクーデターの背景を見ていきましょう。

ニジェールクーデター
  • 2020年に隣国マリ共和国でクーデター
  • 2022年に同じく隣国のブルキナファソでクーデター
  • 2023年7月28日大統領警護隊が大統領を拘束して軍事クーデターを起こす

なんと、大統領を護衛する警護隊が警護対象の大統領を拘束したのです!

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/モハメド・バズム大統領

 

護衛隊長はオマル・チアニ将軍といって有名な方らしいです。

チアニ将軍はテレビ演説で、「治安悪化や経済低迷、汚職といった国内問題」を背景にクーデターを起こしたと説明しました。

今回のクーデターでは、銃撃戦などの流血沙汰は起きていないと報道されています。

ただ、与党本部が炎上したり、クーデターに先導されたデモ隊にフランス大使館が攻撃されたりしています。

一方クーデターが起きた首都ニアメでは住民たちは通常の生活を続けているとの報道もされていて、国全体というより、政府中枢が攻められたという感じです。

さらに背景には、西側諸国とロシアの対立も関係しているというメディアもいますが、その辺りは確証がないためなんとも言えませんね。

日本への影響

日本とニジェールは昭和の時代から約50年間友好関係を保っています。

日本は世界的にみても有数のエネルギー消費大国です。

消費電力私たちが普段使用している電気はさまざまな発電方法で賄われていますが、その一つに原子力発電があります。

原子力発電では、ウランを使用しますのでニジェールで採れるウラン鉱は日本でも輸入しています。

また、ウラン鉱は原子力爆弾にも使用されます。

日本には原爆はありませんが、周辺諸国には原爆を持っている国がたくさんあります。

ニジェールの今後の政治的判断次第で、回り回って日本が脅威にさらされる可能性はゼロではありません。

 

アフリカ大陸は世界の重要拠点になる

アフリカ大陸には現在54カ国の国があります。

そしてアフリカ大陸はとにかく大きいんです。

最近ではメルカトル図法で書かれた世界地図を実際の大きさで比較している画像が多くあります。

アフリカもメルカトル図法では、かなり小さく描かれていますが、一枚の有名な画像があります。

見えづらいかもしれませんが、アフリカ大陸に「アメリカ合衆国、中国、インド、ヨーロッパ各国、日本」が入っています。

 

引用:Twitter

 

 

 

自然と鉱物資源の宝庫

アフリカはその国土の広さから、たくさんの自然が存在しています。

さらに、昔から鉱物資源の宝庫でもあります。

以前は金やダイヤモンドなどが有名でしたが、近年ではレアメタル資源の方が有名でしょうか。

ニジェールも50年以上前からウラン鉱が採れ、重要な輸出資源となっています。

世界中から注目されるアフリカ

世界中から注目されているアフリカ大陸で、最近では中国やアメリカの大企業や資産家、ルイヴィトンで有名なLVMHグループなどが投資してアフリカ各国のインフラの整備や、資源の確保などに動いています。

日本でも今年に入り、岸田首相がエジプト、ガーナ、ケニア、モザンビークを訪問して話題になりました。

日本ではあまり一般的ではありませんが、今後アフリカが世界の中心的な存在の一角になることは明らかで、投資家や大企業、大国がアフリカへ注目しています。

まとめ

日本から遠く離れた国『ニジェール』を調査してみました。

世界中から注目されているアフリカ大陸の国ですので、地理や主要産業などを覚えておくのは重要ですね。

ニジェールは、現在クーデターが起きていて、大統領が拘束されています。

今までも世界中で、クーデターによって、国政が変わり周辺諸国や世界へも影響してきた歴史があります。

遠く離れている国ですが、注目しておく必要がありますね。