日曜劇場ドラマ「VIVANT」が話題です。
日曜日夜9時になると、ネットでは常にトレンド入りしていて、主要キャスト以外のキャストも個性派揃いでストーリー展開も見逃せません。
今回は、VIVANTがなぜここまで人気なのか理由を調査してみたいと思います。
追記
ついに、4話で松坂桃李さんが出てきましたね!
「情報量多すぎ」との声も上がってますが、F(エフ)の正体も別班ということが明らかになりました。
以下の内容も内容もあわせて更新していきます。
目次
日曜ドラマ「VIVANT」が話題の4つの理由1:キャストがすごい
7月16日から始まった日曜劇場新ドラマ「VIVANT」(ヴィバン)ですが、とにかく人気です。
最大の理由として挙げられるのは、そのすごいキャスト陣!
大ヒットドラマや映画で主役を演じてきている実力俳優ばかりが揃ったドラマに大興奮です!
主人公の乃木優助(のぎゆうすけ)を演じるのは堺雅人さん、その相棒の野崎守は阿部寛さん、さらにヒロイン役として柚木薫の二階堂ふみさんという3人で前半のストーリーは進みます。
この3人だけでも、軽く2桁視聴率が取れそうですが、公式サイトで発表されている出演者もすごい人が勢揃いです。
まだ出てきていない松坂桃李さんや、1話の最後で数秒間しか出演していない二宮和也さんと役所広司さんなんかも、今後どういう役で出てくるのか目が離せません。
4話で黒須駿(松坂桃李)が出てきて、別班らしいということと、乃木憂助の別人格『エフ』の後輩ということも明らかになってきました。
さらに海外勢に関しても、日本ではあまり知られていないながら有名な方ばかり。
3人を追い詰める現地の警察役チンギスや、1話で亡くなったジャミーンの父親はモンゴルでは30本以上の映画などに出演している超有名な俳優ということです。
アディエル さん もう出ないの?🥲
アリみたいに日本人俳優が演じてるんじゃなかったのね
Tsaschikher Khatanzorig さん#VIVANT pic.twitter.com/f0hacYAZga— てーいー (@tarou50073803) July 17, 2023
また、阿部寛さんのサポート役として出ているドラム役の富栄ドラムさんも人気です。
元力士だそうですが、今後有名になりそう。
さらにドラムは声が出ないという設定で、スマホの翻訳アプリを使っていますが、その機械音を担当するのが、本ドラマのナレーションも務める声優の
林原めぐみさん。
言わずと知れたエヴァンゲリオンの綾波レイや、名探偵コナンの灰原哀役で有名ですよね。
このキャスティング本当にすごいです。
メインキャストだけではなく、細かいキャストにまで気を配って、あらゆるジャンルのファン層からの支持を受けています。
二宮和也さんのツイートでさらにバズる
1話の最後に1、2分間だけ出演した元嵐の二宮和也さん。
何度も日本アカデミー主演男優賞など、数々のドラマや映画で受賞歴がある二宮さんが1話の最後に数分間出ただけで、Twitterのタイムラインがすごいことになっていました。
テレビ画面を見ながら「ニノ〜!!」と叫んだのは私だけではないはず。
二宮和也さんは、事前情報では出演を明かされていなかったため、余計に驚きましたし、使われたのが1、2分間だけでこの騒ぎは流石だなという感じです。
さらに、2話からは番組中に二宮さんがTwitterで実況するという大サービスも。
さすが二宮さんらしく、台本をあまり読んでいないのか、まるで初めてドラマを見たかのような感想ばかりでした。
この二宮さんがつぶやいた「ナジュム推せる」がトレンド入りしていました。
ちなみに、ナジュムとは、現地の日本大使館で働く阿部寛さんの仲間でしたが、一瞬裏切りの疑いをかけられつつも、実は完全に味方だったという内容でした。
ナジュム…推せる。。
— 二宮和也 (@nino_honmono_j) July 23, 2023
阿部寛さんが「VIVANT」の意味を考察した瞬間のツイートです。
本人どうやら、VIVANTの意味をわかっていなかった模様。
さすがです!
VIVANT=別班=諜報機関でおけ?
なら、ヤバいな。— 二宮和也 (@nino_honmono_j) July 23, 2023
2話が終わっても松坂桃李さんが出演していないことに驚いている二宮さん。
松坂桃李さんがいつ出てくるのか、視聴者の皆さんも本当に気になっているようです。
と、桃李…??(人の事言えないけど)
— 二宮和也 (@nino_honmono_j) July 23, 2023
日曜ドラマ「VIVANT」が話題の4つの理由2:海外ドラマのような展開
1話は砂漠の真ん中で堺雅人さんが遭難するシーンから始まります。
と思ったら、回想で日本の商社に戻り、140億円の誤送金問題になります。
一瞬にして堺雅人さん主演の半沢直樹のような世界になりました。
堺雅人さんは、誤送金の理由を探すために、送金した会社のあるバルカ共和国という国へ行き様々な事件に巻き込まれます。
さらに同級生の知人がCIA職員で、個人的に機密情報を教えてもらったり、何やら裏にものすごい大きな闇組織が動いていたりと、まるで海外ドラマの展開ですね。
海外が舞台ということで銃撃戦や、カースタント、爆弾なども大量に使われています。
今までの日本のドラマでは、こういう早い展開のドラマは少なく、少し見逃すと違う場面に移っているので、見る側は引き込まれ目が離せません。
バルカ共和国の大使館へ逃げ込むために現地警察から逃れる手段も面白いです。
警察犬の嗅覚から逃げるため、トイレに潜り、さらに顔に汚物を塗りたくるなんていうシーンがあったりと、食事中は見ていられませんね。
2話目では、裏切り者が日本大使(檀れいさん)だったり、1話目とはまた違った展開になります。
とにかく色々展開が早いのに、それぞれの内容がしっかりしています。
1話目が約2時間、2話目が1時間20分と長丁場のドラマなのに、次の展開が気になってあっという間に終わってしまい、気がついたら「あれ?もう終わり」という感じになりました。
日曜ドラマ「VIVANT」が話題の4つの理由3:張り巡らされた伏線や謎
VIVANTには大小様々な伏線が散りばめられています。
すぐに回収されるものもあれば、「これ何の伏線?」というものもたくさんあります。
今までの伏線や謎を見ていきましょう。
- VIVANTの意味=2話目で回収:日本語読みで『別班』という意味。政府非公認の陸上自衛隊の諜報部隊(ここまではあくまで野崎守の推理なので、他にも意味がありそう)
- 乃木憂助(堺雅人)のスマホに「VIVAN」のフォルダがある:VIVANTと綴りが違うので、別の意味がありそう
- 乃木憂助のスマホに繋いでいた機器:1話の最初の方でバルカ国際銀行前に立つ乃木が使っていた機器は、一見充電器に見えますが、わざわざ見せていることに違和感もありました。何か特殊な装置とも考えられます
- 最初に出てきた爆発に巻き込まれた警察官に支払う賄賂はどこから出たのか:実際には支払われていませんが、4人分と署長への賄賂は合わせて7万ドル(1000万円前後)になるので、その出所はもしかしたら別班から出ている可能性もあります
- 撃たれた警察が言っていた「例のもの」とは:3万ドルもする例のものとはなにか?
- 乃木憂助の正体:商社マン?別班の諜報員?CIA?両親が諜報員だった?4話目で乃木憂助のもう1人の人格(エフ)が別班と判明
- 乃木憂助の能力1:手で持っただけで、グラム単位で物の量がわかる。(ということはカバンにつけられた盗聴器にも最初から気づいていたはず)
- 乃木憂助の能力2:商社マンなのに言語能力が堪能すぎる(英語、モンゴル語)、幼少期の過去と関係?
- 乃木憂助の能力3:もう1人の自分:度々登場するもう1人の自分と話している場面。特殊能力なのか二重人格なのか名前は『F』と判明
- 乃木憂助の能力4:日本人でありながらイスラム教の礼拝作法を知っている。過去に関わっていることは確実です
- 乃木憂助の能力5:乗馬が得意(1話で馬に乗って逃げる際に「馬に乗るのをだいぶ思い出してきました」という会話がありました。乗馬していた二宮和也さんと何か関係があるかも)過去に馬に乗って生活していた?
- 乃木憂助とCIA職員(サム)の関係:サムは乃木のことを「たった1人の親友」と言っていて、高校の同級生というだけでは曖昧すぎるので今後詳細がわかるかも。
- 乃木憂助の夢:少年時代の出来事が悪夢となって甦って来ているので、今後詳細がわかる
- 乃木憂助の好物が赤飯の理由:好物が赤飯というのは、乃木の過去での出来事とのつながりなど、何か意味がありそう。自衛隊や、一部の宗教では赤飯は特別な食べ物
- 1億ドルの誤送金を行った人物:丸菱商事の社員?5人に絞られたが、このうちの何人が乃木を陥れたのか(3話で財務部の太田梨歩が実行犯だと判明)
- 丸菱商事の裏稼業:別班のペーパーカンパニー的な存在?(だとしたら社員の中にも別班の諜報員が何人かいそう)
- ドラムの正体:野崎守(阿部寛)のサポート役になった経緯や声が出ない理由(内容関係なく演技的な問題との情報も)
- 二宮和也と役所広司の正体:馬に乗って一瞬だけ出演しただけで、現地人役なのか、日本人役なのか何もわからない(2人とも別班の諜報員かも?)
- ジャミーン、アディエルと二宮和也との関係:アディエルが死んだ後「(ジャミーンを)また1人にさせてしまったな」というセリフから何らかの関係があることがわかる
- 謎のテロ組織テント:2話目で謎の組織がテントと呼ばれていることが分かりました。そのメンバーとは誰なのか?
- バルカ共和国日本大使館の裏切り者:日本大使が裏切り者とわかりました。ただ保身のための裏切りなのか、それ以外の理由があるのかは謎
- 松坂桃李の出演:VIVANTの告知に出ていたメインキャストなのに3話を終わっても出てこない。今後かなり重要な役柄になると推察される。4話で登場別班の一員と判明
追記
- 神田明神の祠:3話で日本に戻ってきた乃木が神田明神にルーティンの参拝をした後、木下にある小さな祠に一瞬目を移した。何か隠されている可能性大
- 乃木憂助の能力5:丸菱商事のサーバールームに忍び込んだ乃木が、警備員から隠れるために一瞬にして床下に潜り込んだ。まるでスパイ並みの空間把握能力
いかがでしょうか、初回数話目ですでにこれだけの伏線が張り巡らされています。
この他にも色々細かい伏線がありそうですが、今後の展開で全てわかることでしょう。
ネットやSNSでは、様々な考察がされています。
早速今回の「別班」について調べてたら
3日前くらいのYahoo知恵袋の人で
「VIVANT=別班」と考察してる人居てスゲェーって思った#VIVANT#VIVANT考察 pic.twitter.com/fXFafVfPs1— おばかお (@hirokiobaka) July 23, 2023
#VIVANT のスペルが劇中に初めて出てきたのって乃木が大使館で書いた時だった気がするけど、それなら乃木はなぜ耳にしただけの単語にリダクションの「T」を足したんだろう?乃木のスマホにあったファイル名は「VIVAN」だったから、別班にミスリードさせるためにわざと間違えたとか?#VIVANTep2 pic.twitter.com/g0xFpS5LVB
— Anyco (@Anyco6) July 23, 2023
#VIVANTep2 考察①
お赤飯は栄養価が高い&腹持ちがいいと陸上自衛隊の戦闘糧食1型として1957年から2011年まで缶飯として採用されてたもので、野外訓練などで食べられていたとか…
つまり自衛隊出身の別班の人間は関わりが深い食べ物?#VIVANT #VIVANT考察 pic.twitter.com/sEwFxrOPSJ— あの時の白米 (@yorisou_okome) July 23, 2023
日曜ドラマ「VIVANT」が話題の4つの理由4:制作費がすごい
今回の日曜劇場ですごいのは、その制作費だと思います。
海外での撮影だけでも大変なのに、カースタントや銃撃戦などかなり大きいスケールで撮影しています。
何と、1話につき1億円という膨大な制作費ということです。全10話だとしても10億円となります。
通常日曜劇場は全話で5000万円程度ですので、破格の制作予算ですね。
キャスト陣もすごいので、ギャランティだけでも億単位になりそうです。
演出家や脚本家も豪華人ばかりで、「下町ロケット」や「半沢直樹」、「陸王」 など大ヒットドラマの制作者ばかりです。
今回のドラマに賭けている本気度が伺えますね。
まとめ
今回は今話題のドラマ「VIVANT」について、伏線やキャストを中心になぜ人気なのか考察をまとめてみました。
とにかく伏線がすごいことや、豪華出演陣や製作陣、制作費もすごいことになっていました。
今後も、伏線が回収されていくことでさらに面白くなっていくことは間違いありませんね。
半沢直樹的な演出と、海外ドラマのようなハッピーエンドになるのか。
日曜日の夜9時が楽しみですね。