2026年最新版として、実務ベースで厳選しています。
日本のLINE利用率は9割を超えています。同じ通知を送るなら、開封率20〜30%のメールより、開封率60〜70%とも言われるLINEの方が圧倒的に読まれます。Shopifyにはこの差を活かすための仕組みが揃っています。
この記事では、こんな疑問・悩みにお答えします:
- ShopifyのFlowでLINE通知を送るには何が必要?
- 「友だち追加」と「LINE連携」は何が違う?
- どんな通知を自動化できる?
- CRM PLUS on LINEはどのプランを使えばいい?
- カゴ落ちリマインドをLINEで送ることはできる?
目次
迷ったらここを見る:クイックガイド

- まず試したい → CRM PLUS on LINE(Freeプラン)+ Shopify Flow(無料)で購入完了通知から始める
- カゴ落ちリマインドも使いたい → CRM PLUS on LINE Proプラン($30/月〜)が必要
- 全員に送れると思っていた → LINE連携(ID連携)完了ユーザーのみに送れる。友だち追加だけでは不十分
- すぐに設定手順を見たい → 詳細手順はnoteで公開中(¥980)
Shopify Flow × LINEでできること
Shopify FlowはShopify公式の自動化アプリです(Basicプラン以上で無料で使えます)。「〇〇が起きたら△△する」というワークフローを管理画面上で設定するだけで、様々な処理を自動化できます。
これにLINE連携アプリ「CRM PLUS on LINE」を組み合わせることで、以下のLINE通知が自動化できます。
| 自動化できる通知 | トリガー | 必要プラン | 効果 |
|---|---|---|---|
| 購入完了通知 | 注文作成時 | Free〜 | 購入安心感・メール代替 |
| 発送完了通知 | フルフィルメント完了時 | Free〜 | 配送期待感・問い合わせ減少 |
| カゴ落ちリマインド | チェックアウト放棄から24時間後 | Pro以上($30/月〜) | 購入率の回復 |
| VIP会員限定クーポン | VIPタグ付与時 | Free〜 | ロイヤリティ・リピート向上 |
| 在庫少アラート | 在庫数が閾値以下になった時 | Free〜 | FOMO効果で購買促進 |
※料金は2026年4月時点の参考情報です。詳細はCRM PLUS on LINE公式をご確認ください。
必須知識:「友だち追加」と「LINE連携(ID連携)」は別物
Shopify Flow経由でLINE通知を送るために最も理解しておくべき前提がここです。
LINE公式アカウントに友だち追加しただけでは、Shopify FlowからそのユーザーにLINEを送ることはできません。
必要なのは「LINE連携(ID連携)」という手続きで、お客様にストアのマイページやサンクスページにある「LINE連携ボタン」を押してもらい、ShopifyのカスタマーIDとLINEのユーザーIDを紐づけることです。
| 友だち追加のみ | LINE連携(ID連携)完了 | |
|---|---|---|
| 一斉配信(LINE公式からの手動送信) | ✓ 可能 | ✓ 可能 |
| Shopify Flow経由の個別自動通知 | ✗ 不可 | ✓ 可能 |
| 「この人が注文した」という紐づけ | ✗ なし | ✓ あり |
| 顧客セグメント別の個別配信 | ✗ 不可 | ✓ 可能 |
実務上、まず「LINE連携ユーザーをどう増やすか」が最初の課題になります。サンクスページへのボタン設置が最も効果的なアプローチです。
全体の仕組みを図で理解する
Shopify Flow × LINE通知の仕組みは以下の流れです:
例:注文が完了(①)→ Flowがトリガー発火(②)→ CRM PLUS on LINEがメッセージ生成(③)→ お客様のLINEに購入完了通知が届く(④)
必要なアプリと費用の全体像
| サービス | 費用 | 役割 |
|---|---|---|
| Shopify Flow | 無料(Basicプラン以上) | ワークフローの自動化エンジン |
| CRM PLUS on LINE | Free〜$10〜$30/月(機能による) | ShopifyとLINEを繋ぐ連携アプリ |
| LINE公式アカウント | 無料〜(配信通数で課金) | メッセージの送信元 |
| LINE Developersアカウント | 無料 | API設定・Webhook設定に必要 |
※料金は2026年4月時点の参考情報です。
最小構成で始めるなら:Shopify Basic(月4,850円)+ CRM PLUS on LINE Free(無料)+ LINE公式アカウント無料プランで、購入完了・発送完了通知は設定できます。追加費用ゼロで始められるのが大きなメリットです。
「そこが知りたかった」:よくある疑問に答えます
- Q. Shopify Basicプランでも使える?
使えます。Shopify Flowは2023年7月からBasicプラン以上で無料で使えるようになりました。 - Q. LINEメッセージは無制限に送れる?
LINE公式アカウントのプランによって月間配信通数の上限があります。無料プランは月1,000通まで。送信対象人数×ワークフロー本数で試算した上でプランを選んでください。 - Q. カゴ落ちリマインドをLINEで送るには?
CRM PLUS on LINEのProプラン($30/月〜)が必要です。Freeプランでは使用できません。 - Q. Flexメッセージ(画像付きリッチなメッセージ)は使える?
使えます。CRM PLUS on LINEがShopify FlowのアクションとしてFlexメッセージ送信を提供しています。JSONでメッセージを定義します。 - Q. 夜中に発送処理した場合、深夜にLINE通知が届いてしまう?
CRM PLUS on LINEの「配信時間設定」機能で時間帯を制御できます。「0日後09:00配信」のように設定すると翌朝にまとめて配信できます。 - Q. LINE連携ユーザーを増やすにはどうすればいい?
最も効果的なのはサンクスページへのLINE連携ボタン設置です。「連携すると次回クーポンGET」などの特典をセットにすると連携率が上がります。
エンジニア目線のポイント
CRM PLUS on LINEはWebhookの設定を必須としない設計になっています。これは他のツールとの並行運用がしやすく、例えば「Klaviyoでメール・CRM PLUS on LINEでLINE」という使い分けが同一ストアで可能です。
Shopify FlowとCRM PLUS on LINEのワークフローはエクスポート・インポートが可能です。複数クライアントに同じ設定を展開する際に、毎回ゼロから作り直す必要がありません。エンジニアとして複数ストアを管理する場合の工数削減になります。
Flexメッセージ(JSON形式のリッチメッセージ)のデバッグは、LINE Flex Message Simulator(developers.line.biz/flex-simulator)でプレビュー確認してから設定すると、本番投入後の崩れを防げます。
詳細な設定手順はnoteで公開しています
📝 note記事:Shopify Flow × LINE通知の完全設定手順(¥980)
以下をすべてステップバイステップで解説しています:
- CRM PLUS on LINE 初期設定の完全手順(LINE Developers設定含む)
- 5本のワークフロー設定手順(購入完了・発送・カゴ落ち・VIP・在庫少)
- Flexメッセージ(画像付きリッチ通知)のJSONコード全文
- LINE連携ボタンのサンクスページ・マイページへの設置方法
- 夜間配信を避ける時間帯制御の設定
- 「通知が届かない」原因と解決策8パターン
まとめ
- Shopify Flow × CRM PLUS on LINEで、購入完了・発送・カゴ落ちなどの通知をLINEで自動化できる
- 「友だち追加」≠「LINE連携」。Flowで通知を送るには顧客のID連携が必要
- Freeプランで購入完了・発送通知はすぐに始められる
- カゴ落ちリマインドはCRM PLUS on LINE Proプラン($30/月〜)が必要
- まず「LINE連携率を上げる→通知の精度を上げる」という順番で進めることが成功の鍵
設定の詳細や、具体的なワークフロー構成についてご不明な点はお気軽にご相談ください。





